【理想の教育コラム】職場で好かれる人の特徴 (2020-06-18)|株式会社理創RIB推進チーム
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【理想の教育コラム】職場で好かれる人の特徴 (2020-06-18)
◆職場で好かれる人の5つの特徴とは?
職場を見渡してみると、周りには「好かれる人」と「嫌われる
人」がいます。人間関係を良好にしていくためには好かれること
の方がいろいろとメリットが多いはずです。メリットの有無にか
かわらず、心情的にもできれば好かれる人になりたいものです。
では、好かれる人と嫌われる人は、どこに差があるのでしょう
か。ポイントは、普段のコミュニケーションの中にあります。職
場で好かれる人の5つの特徴を見てみましょう。
[1]相手に合った言葉を選ぶ
同じ言葉でも話す相手によっては、不快にさせたり、嬉しい気持
ちにさせたりします。職場で好かれる人は、上司や部下、周りの
人それぞれの立場や性格に合わせて、うまく言葉を選ぶことがで
きます。
例えば、体調が悪くて仕事を休んだ翌朝、「ご迷惑をおかけし
て、申し訳ありませんでした」と言われるのが当然と思っている
人。「休んでいる間、仕事を助けていただいてありがとうござい
ました」と声を掛けられるとうれしく感じる人──。人によって
違います。
言葉の意味合いは同じでも、相手によって捉え方が変わることが
少なくありません。相手がどのようなタイプかを把握し、状況に
応じて使い分けるボキャブラリーを持っている人は職場で好かれ
る人です。顧客や取引先と話をするときにも、言葉の選び方1つで
印象が全く変わります。
[2]最初から質問しない
聞き手の質問は、相手の話を引き出す効果があります。でも、相
手の言いたいことを遮って、話の道筋をそらしてしまうこともあ
ります。
「先週、ちょっとおしゃれなイタリアンの店に行ったんだ」と話
し始めた相手に、「へえー、誰と行ったの?」「そのお店、1人い
くらぐらい?」などと続けると、相手の話したかった道筋と違う
方向に行ってしまうかもしれません。もしかしたら相手は、「お
店に入ったら、取引先の部長にばったり会って…」とか「サービ
スがすごく良くて、自分の会社にも取り入れられないかなと思っ
て…」などと話したかったのかもしれないのです。相手は、話し
たかった道筋に合わない質問が来ると、話したかったことを忘れ
てしまったり、話す気がなくなってしまったりする可能性があり
ます。
質問は、効果的に使うことで話を盛り上げることができます。し
かし、自分の興味の向くままに使ってしまうと、相手の話題を奪
ってしまったり、相手の話す意欲を削いでしまったりすることにもなりかねません。
いきなり質問するのではなく、最初はまず、「いいね!」とあい
づちを打って、相手から次の言葉が出て来るのを待ってみましょ
う。
[3]話を広げるリアクションを行う
うまくあいづちを打てると、相手からどんどん話が出てきます。
人は本来、自分の話を聞いてもらいたいものなのです。あいづち
は、話を聞いてもらっているという安心感とこれからも受け入れ
てもらえるという期待を与えることができます。
しかし、「うん、うん」「そう、そう」と同じあいづちばかりだ
と、「本当に話を聞く気があるんだろうか」と思われてしまいま
す。あいづちは抑揚をつけることで相手に話すことを窮屈に感じ
させることなく、話を続ける気持ちにさせます。
さらに相手の話のキーワードを繰り返すことで、話を広げる糸口
になります。「週末にゴルフに行ってきたんですよ」「ヘえー、
ゴルフに?」「ゴルフ」というキーワードを一言テンポよく返す
ことで、相手のリズムに合わせて会話を進めることができます。
そして相手が話したいことが何かを見つけることもできます。
[4]ストーリーを想像して体験する
良いアクションを身に付けたければ、相手の話を頭の中で想像し
ながら聞くようにしましょう。聞き上手の人は相手の話のストー
リーを映像として頭の中に映し出しているのです。
「先週、北海道でゴルフをしてきたんです!」と聞いたら、まず
そのシーンを想像してみましょう。青い空、さわやかな風、広々
としたコース、カートの横をキタキツネがスタスタと歩いていく
──。このように情景を思い浮かべてみましょう。頭の中に北海
道のゴルフ場の景色が思い浮かんだら、思わず笑顔がこぼれるは
ず。そうすれば「うわー、いいですねー」と心の底から共感でき
るでしょう。
相手も「自分と一体になって、同じ気持ちで聞いてくれている」
とも感じます。分かってもらえた喜びを感じることができれば
、心を開いて何でも話そうという気分になるはずです。話を聞く
ときに、頭の中で映像化することを強く意識して会話すれば、相
手の気持ちや細やかなことにも気づきやすくなり、うまいリアク
ションができます。
[5]相手を話題の中心に据える
会話の中で自分の経験や情報がない話題が出てくると戸惑うこと
があります。「いよいよペナントレースも面白くなってきました
ね」と話を向けられても、野球についての知識が乏しければ、
「会話が続かない」と思ってしまいます。
「野球は見ないものですから…」などと言ってしまってはそこで
アウト。だからといって、「ジャイアンツの4番は今、誰ですか
ね?」と、知らない話題に無理に突っ込んで行っても残念な結果
になってしまいます。
こうした場合、相手から野球の話題が出たから野球の話をすべき
と考えるのではなく、話題の中心を「野球」ではなく、話してい
る「相手」にするのです。野球が大好きな人が普段どんな行動を
取るのかを想像し、そこから話を聞いていくのです。
「よく球場に応援に行くんですか?」「好きなチームを応援する
ときは、熱くなるのでしょう?」「家族で野球の話はしますか?」。このように進めていけば、話題は野球ではなく、相手そ
のものになってきます。会話の中で相手の人柄や家族状況も垣間
見ることができます。こちらも興味を持って話を進めることができるでしょう。
知らない話題であっても、相手を話題の中心にして話ができた
ら、知らなかった話題が楽しい話題に変わっていきます。職場で
好かれる人が普段の会話でやっているちょっとしたコツを取り入
れれば、あなたの好感度もきっとアップするはずです。

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