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節分の由来とヒミツ (2018-02-01)
【子どもに分かりやすい「節分」の由来とそのヒミツ】
どうして鬼をやっつけるの?豆にこめられた意外なヒミツとは?
知っているようで意外と知らない、大人も子ども気になる節分のあれこれ。
節分の日に楽しめそうな遊びも合わせて、子どもたちにもわかりやすくご紹介♪
◆節分(2月3日)
節分は、「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という意味をこめて、悪いものを追い出す日。
「鬼は外、福はうち」と言いながら豆まきをするよ。
◆どうして2月3日なの?
節分という言葉には「季節を分ける」という意味があるよ。
昔の日本では、春は一年のはじまりとされ、特に大切にされたそう。
そのため、春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになったんだって。
ちなみに暦の上で春が始まる日を「立春」(2月4日ごろ)と呼ぶよ。
立春の前の日だから、節分は2月3日に行われるんだね。
※暦…時間の流れを年や日付に当てはめたカレンダーのようなもの。
◆どうして鬼をやっつけるの?
その悪いものを「鬼」と呼ぶよ。
鬼って聞いたら、どんな姿を思い浮かべるだろう?
ツノの生えた、赤色や青色のこわ〜い姿を思い浮かべる人が多いかな?
実は、もともとは鬼の姿は決まってなかったんだって。
見えない悪いものを鬼と呼んでいて、いろんなお話を通じて、だんだんと今の姿になっていったよ。
◆どうして豆をまくの?
悪いものを追い払い、福を呼び込むために、豆まきをするよ。
鬼に炒った豆をぶつけて、悪いものを追い出すというイメージ。
ずーっと昔に鬼を豆で退治したところから由来しているそう。
大豆には、たくさんの栄養が含まれているから、鬼を追い出すパワーがいっぱいつまっているんだって!
◆どうして"炒った"豆なの?
炒った豆とは、つまり火を通した豆のこと。
悪いものを追い出すために使う豆…
もし火を通さずに、そのままの豆をまいて芽が出ちゃったら大変!
芽が出て追い出したはずの悪いものが育たないように、炒った豆を使うそう。
ちなみに…場所によっては落花生をまくところもあるんだって。
【どうやって過ごす?】
◆豆まきをしよう
「鬼は外!福はうち!」のかけ声と共に、豆をまいて鬼をやっつけよう!
鬼はどこにでもいて、子どもたちの心の中に入ってくることも。
泣き虫おに、おこりんぼうおに、やだやだおに、ちらかしおに…。
みんなの中にいるかもしれないおにも、まとめて追い払っちゃおう!
◆豆を食べよう
豆まきをした後は、豆を食べよう。
豆を自分の歳の数だけ食べると、体が丈夫になって病気になりにくいと言われているよ。
場所によっては自分の歳の数よりも1つ多く食べるところも…
数をかぞえながら食べてみよう!
◆恵方巻を食べよう
節分の日の夜に、その年の恵方を向いて、願い事を思いながら一言も話さずに食べると、願い事がかなうとも言われているよ。

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